うさぎ牧草の寒地型についてご紹介します。
2021年10月27日
うさぎさんの牧草には、栽培に適した気候の違いによって、寒地型と暖地型に分かれます。
寒地型は、寒くて冷涼な気候での生育に合ったタイプの牧草で、寒い冬の時期でも枯れず育つものもあります。例としては、チモシー、イタリアンライグラス、オーツヘイ、オーチャードグラスなどです。チモシーは耐寒性が高く、寒い冬でも葉が傷まずに生育が進む場合が多いです。これらの牧草は、秋に低温に合うことで徐々に耐寒性を備えていきます。
寒地型のうさぎ牧草は、暑さは苦手で夏の高い気温の中では枯れてしまったり、病気が出やすくなります。うさぎ牧草にはそれぞれに適応できる気候が異なりますので、種まきから収穫まで地域や季節を考慮して栽培する必要があります。
うさぎ牧草の寒地型の例を見て分かるとおり、これらにはうさぎさんの嗜好性が高い牧草が含まれます。皆さまが日頃うさぎさんに与えている牧草には寒地型が多いと思われます。うさぎさんも暖かそうな毛皮のおかげで寒さには比較的対応できますが、蒸し暑くて湿度の高い時期は苦手ですよね。うさぎさんと寒地型牧草の共通点と言えるかもしません。
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