チモシーの新刈りの時期はいつ?|新刈りチモシーはなぜ人気なのか

「チモシーの新刈りはいつですか?」

うさぎ畑にも、そんなご質問をいただくことがあります。

うさぎさんの代表的な主食牧草であるチモシーは、一般的に初夏から夏にかけて新刈りの時期を迎えます。

冷涼な地域で栽培されるチモシーは、秋に種をまき、冬の厳しい寒さを耐えながら生育します。

そして春になると、暖かな日差しを浴びて少しずつ背丈を伸ばしていきます。

やがて穂が出る直前、または穂が出た直後の時期に刈り取りを行い、乾燥させてチモシー牧草になります。

これが、いわゆる「新刈りチモシー」です。

今回は、チモシーの新刈りの時期や特徴について、実際にうさぎ畑へ届いた飼い主さんの声も交えながらお話しします。

牧草食べるうさぎ

そもそも「新刈りチモシー」とは?

「新刈り」という言葉は聞いたことがあっても、

「具体的には何が新しいの?」

と思われる方もいるかもしれません。

新刈りとは、その年に新しく収穫された牧草のことです。

チモシーは毎年同じ場所にずっと生えているわけではありません。

種をまき、成長を待ち、収穫し、乾燥させます。

そして、その年に収穫された新しい牧草が、順次市場に出回っていきます。

そのため、チモシーには「新刈り」と呼ばれる時期があります。

一方で、収穫された牧草は適切に乾燥・保管されれば、すぐに食べられなくなるものではありません。

そのため、一年を通して必ず「新刈り」だけが販売されているわけではありません。

新刈りの時期を知っておくと、

「そろそろ今年のチモシーが出てくる時期かな?」

と、牧草選びの一つの目安にすることができます。

チモシーの新刈りはいつ?

チモシーの新刈りの時期は、栽培される地域やその年の天候によって変わります。

一般的には、初夏から夏にかけて収穫されるものが多いです。

ただし、

「毎年○月○日に新刈りになる」

と決まっているわけではありません。

春先の気温。

雨の量。

日照時間。

牧草の生育状況。

収穫時期の天候。

こうした条件によって、刈り取りのタイミングは変わります。

農家にとっては、

「今年はいつ刈れるだろう?」

と、天気を見ながら収穫のタイミングを判断することになります。

牧草は、野菜のように「予定日に収穫」というわけにはいきません。

天候に大きく左右される農作物なのです。

新刈りチモシーは「香り」が楽しみ

新刈りの時期になると、飼い主さんが楽しみにしているものがあります。

それが、牧草の香りです。

実際にうさぎ畑のお客様から、

「今日早速、注文しました♪ 新刈りの良い香り楽しみです」

というコメントをいただいたことがあります。

牧草の袋を開けた瞬間に、

「ふわっと草の香りがする」

という経験をしたことはありませんか?

牧草の香りは、うさぎさんだけでなく、飼い主さんにとっても「おいしそう」と感じるポイントの一つです。

そして、その香りに反応するうさぎさんもいます。

「新刈りなら食べる?」は、うさぎさん次第

ここで気になるのが、

「新刈りチモシーなら、うちの子も食べてくれるの?」

ということですよね。

残念ながら、

「新刈りだから必ず食べる」

とは言えません。

うさぎさんには、それぞれ好みがあります。

実際に、

「チモシーなら何でも食べる」

という子もいれば、

「チモシーの種類によって食べたり食べなかったりする」

という子もいます。

うさぎ畑にも、

「チモシーは食べるのと食べないのがあるので合うのを探し中です。」

という声が届いています。

さらに、

「色や香りわかりやすいです〜」

というコメントもありました。

牧草は、同じ「チモシー」という名前でも、産地や収穫時期、刈り方などによって見た目や香り、食感が異なります。

だから、

「去年のチモシーは食べたのに、今年は食べない」

ということも起こり得ます。

新刈りを待っている飼い主さんも

新刈りを楽しみにしている飼い主さんは、実際にたくさんいらっしゃいます。

その背景には、

「うちの子が食べてくれるかもしれない」

という期待があります。

うさぎ畑には、

「つい最近急に今までの牧草を食べなくてなってしまい本当に困ってます。いつもと違うチモシーを少しでも食べてくれたらと思い注文しました。」

という声が届いています。

また、

「チモシーをぜんぜん食べなくなってしまいあれこれ試しています。」

という飼い主さんも。

牧草を食べない悩みを抱えていると、新しい牧草が出るたびに、

「今度こそ食べてくれるかな?」

と期待してしまいますよね。

それは決して大げさなことではありません。

毎日の食事だからこそ、少しでも食べてほしい。

その気持ちは、牧草を作っている私たちにもよく分かります。

「産地が違うと食べ方が違う」と感じる飼い主さん

興味深い声もありました。

ある飼い主さんから、

「『チモシー』でも、産地によっても味が違うとどこかで見ました。」

というコメントをいただきました。

そのうさぎさんは7歳になり、

「今までのチモシーの固い部分を残す割合が増えた」

ため、カナダ産とアメリカ産を混ぜて様子を見ているそうです。

そして、

「比較的たくさん食べてます」

とのこと。

牧草を食べる量や好みは、年齢によっても変化することがあります。

若いころは硬い一番刈りを喜んで食べていたのに、年齢を重ねると柔らかい部分を好むようになった。

逆に、硬い茎が好きな子もいます。

「7歳だからこう」

と一括りにするのではなく、

今のうちの子が何を食べているか

を見ることが大切なのだと思います。

新刈りでも「食べない」ことはあります

ここは、牧草を探している飼い主さんにはぜひ知っておいていただきたいところです。

新刈りチモシーは、

「新鮮だから絶対に食べる」

「香りが良いから必ず食いつく」

というものではありません。

実際に、

「8歳10ヶ月のシニアはほぼチモシーを食べてるとこ見れずで食べて欲しかったのでサンプル試しましたが、残念ながら食べてるとこは見れませんでした。」

という声もありました。

一方で、同じご家庭の若いうさぎさんたちは、

「ヤング達はめっちゃ食いつき良かったです。」

とのこと。

この違いが、まさにうさぎさんの個性です。

同じ牧草でも、年齢や好みなどによって反応は違います。

「ロットが変わると食べない」という悩み

牧草を食べない悩みをさらに難しくするのが、「ロットによる違い」です。

ある飼い主さんからは、

「チモシーを変えると食べなくなる子」

という相談がありました。

また、

「ロット次第で食べないことも多く困っています。」

というシニアうさぎさんの飼い主さんも。

さらにSNSでは、

「チモシーは食べるのと食べないのがあるので合うのを探し中です。」

という声もあります。

牧草は農作物です。

そのため、同じ商品名でも、収穫した年や畑、天候、生育状況などによって、色や香り、葉と茎の割合、硬さなどに違いが出ることがあります。

これは「新刈りだから良い」「古刈りだから悪い」という単純な話ではありません。

むしろ、

「うちの子が、その時の牧草をどう感じるか」

という部分が大きいのです。

新刈りをきっかけに牧草ローテーションを

「うちの子はチモシーしか食べない」

という場合でも、普段から少しずつ別の牧草を経験させておくのも一つの方法です。

実際に、

「チモシーローテーション仲間入りかな」

という飼い主さんの声もありました。

また、

「チモシーにこだわらず、いろいろな牧草食べてほしいですね☺️」

という声も。

普段から複数の牧草を食べられるようにしておけば、いつもの牧草を食べなくなったときに、別の選択肢を持つことができます。

例えば、

チモシー+イタリアンライグラス。

チモシー+オーツヘイ。

チモシー+別のイネ科牧草。

などです。

もちろん、うさぎさんによって好き嫌いがありますので、無理に食べさせる必要はありません。

少量から試しながら、その子の反応を見てください。

チモシーを食べないなら、別の牧草も

チモシーを食べない子の飼い主さんにとって、

「チモシーを食べさせること」

が大きな目標になっていることがあります。

でも、

チモシーを食べない=牧草を食べられない

ではありません。

うさぎ畑には、

「うちの子はチモシーが嫌いで食べないのでオーツヘイ与えてます。」

という声があります。

また、

「うちの子はチモシーは食べないんです。オーツヘイだけで。」

という飼い主さんもいます。

そして、

「チモシー食べないけどオーツヘイ食べる子多いですよね」

という声も。

チモシーだけにこだわらず、ほかのイネ科牧草も含めて「食べてくれる牧草」を探すことも大切です。

新刈りの季節は「牧草探し」のチャンス

新刈りの時期は、牧草を食べない子と暮らす飼い主さんにとって、一つのチャンスでもあります。

もちろん、

「新刈りだから必ず食べる」

わけではありません。

でも、新しい香り、新しい食感の牧草を試すことで、

「これなら食べる!」

という出会いがあるかもしれません。

実際に、うさぎ畑のお客様の中には、

「今まで牧草の食い付きが悪かった4ヶ月の子うさぎです。サンプルを注文させて頂き、凄く食べてくれたので本製品を注文させて頂きました。」

という方もいました。

また、8歳のホーランドロップについて、

「今まで好んで食べていたものがことごとく食べられなくなり、他の牧草もいろいろ試しました」

という飼い主さんが、茶葉多いチモシーのサンプルを与えたところ、

「あげた瞬間にモシャモシャと!!びっくりしました!!」

と教えてくださいました。

「新しい牧草なんて、どうせ食べない」

と思わずに、少量から試してみる。

それだけでも、思わぬ発見があるかもしれません。

新刈りチモシーを待つ楽しみ

牧草農家にとって、新刈りの季節は一年の中でも大切な時期です。

種をまいて。

冬を越して。

春に成長して。

穂が出るころを見極めて。

天気を見ながら収穫する。

そして乾燥させ、ようやく牧草になります。

その牧草が袋に詰められ、

「うちの子、食べてくれるかな?」

と待っている飼い主さんのもとへ届きます。

新刈りの時期には、

「今年の牧草はどんな香りかな?」

「うちの子は気に入ってくれるかな?」

そんなことを考えながら牧草を選んでみるのも、楽しいのではないでしょうか。

まとめ|チモシーの新刈りは初夏から夏が目安

チモシーの新刈りは、一般的には初夏から夏にかけての時期が目安です。

ただし、実際の収穫時期は地域やその年の天候、生育状況によって変わります。

そして、新刈りチモシーだからといって、すべてのうさぎさんが喜んで食べるとは限りません。

うさぎさんには、一羽一羽の好みがあります。

硬い茎が好きな子。

柔らかい葉が好きな子。

チモシーよりオーツヘイが好きな子。

イタリアンライグラスが大好きな子。

新しい牧草をすぐ食べる子もいれば、最初は警戒して、翌日になってから食べる子もいます。

だからこそ、

「新刈りだから食べるはず」

ではなく、

「今年の新刈り、うちの子はどうかな?」

という気持ちで試してみてください。

牧草を食べないことで悩んでいる飼い主さんにとって、新刈りの季節が新しいお気に入りの牧草との出会いにつながれば嬉しく思います。

そして、牧草を急に食べなくなった場合や、ウンチが減る・小さくなる、元気がない、ペレットや野菜まで食べないなどの変化がある場合は、牧草の好みだけで判断せず、早めに動物病院へ相談してください。

今年も、うさぎさんたちが

「これ、好き!」

と思ってくれる牧草に出会えますように。

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