チモシー牧草の歴史
2021年9月3日
チモシー牧草は、うさぎさんをはじめ、馬や牛などの動物の飼料として栽培されています。その歴史は古く、18世紀にスウェーデンや北米大陸で栽培されていたと言われています。
現在用いられている「チモシー(timothy」という呼称は、1720年にイギリスからアメリカに再導入したTimothy Hansenにちなんで付けられたものです。
北米大陸ではこのころから本格的に栽培化が進み、18世紀後半からヨーロッパでも本格的な栽培が始まったと伝えられています。
こんにち、チモシー牧草は、ヨーロッパや北米大陸だけでなく、北アフリカ、南米大陸、オーストラリアでも栽培されています。世界中で栽培されているチモシー牧草の品種は127にものぼるそうですから、私たちがうさぎさんに与えているチモシー牧草の品種はごくわずかなのかもしれませんね。またの機会にうさぎ牧草の歴史について、ご紹介していきます。お楽しみに!
参考文献 「チモシー主要形質の効率的育種法の構築」玉置宏之
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