この2種類の牧草は、両方ともイネ科のうさぎ牧草ですが、チモシーが一般的なのに対して、オーツヘイは販売している牧草メーカーが多くありません。
これは、海外牧草の主産地であるアメリカやカナダで主に栽培されているのが、チモシーであることが大きな要因です。栽培地の気候がチモシーに適していることが関係しています。
オーツヘイは、真冬に寒すぎると霜や雪で葉が傷んでしまい、青々とした葉が収穫できません。寒すぎる地域は牧草としてのオーツヘイ栽培に向かないのです。
そういう意味では、うさぎさんの嗜好よりも、牧草栽培地の事情が優先されているのかもしれませんね。
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About The Author
オジマ マナブ
著者紹介:高知県在住。
うさぎさんのためにチモシー牧草や生野菜を栽培している専門農家。
二羽のうさぎさんと暮らしており、日々癒されている。
栽培者ならではの視点と、自分自身がうさぎさんと生活している経験から、
読者に分かりやすくうさぎ用牧草を紹介している。
うさぎ畑オンラインショップを運営し、食いつき良い牧草を販売。
定期的に獣医師から指導を受け、うさぎさんの健康を守る商品づくりに活かしている。
うさぎの総合情報サイト「USAKURA」で、うさぎ牧草についての記事を執筆中。