チモシー牧草がオーツヘイ牧草よりもたくさん売られているのはどうして?

この2種類の牧草は、両方ともイネ科のうさぎ牧草ですが、チモシーが一般的なのに対して、オーツヘイは販売している牧草メーカーが多くありません。

これは、海外牧草の主産地であるアメリカやカナダで主に栽培されているのが、チモシーであることが大きな要因です。栽培地の気候がチモシーに適していることが関係しています。

オーツヘイは、真冬に寒すぎると霜や雪で葉が傷んでしまい、青々とした葉が収穫できません。寒すぎる地域は牧草としてのオーツヘイ栽培に向かないのです。

そういう意味では、うさぎさんの嗜好よりも、牧草栽培地の事情が優先されているのかもしれませんね。