うさぎがチモシーの茎を食べない…どうしたらいい?原因と今日からできる対策を専門農家が解説
「葉っぱだけ食べて、茎が全部残っている…」
「チモシーを買っても、最後は固い茎ばかり残ってしまう。」
「うさぎがチモシーを食べないのは病気でしょうか?」
このようなお悩みは、うさぎ畑にも本当によく届きます。

毎日牧草を交換するたびに、茎だけが山のように残っていると、
「このままで大丈夫なのかな…」
「歯が悪いのかな?」
「もっと柔らかい牧草に変えた方がいいのかな?」
と心配になりますよね。
まず安心していただきたいのは、葉は食べるけれど茎だけ食べないという子は決して珍しくありません。
今回は、なぜチモシーの茎を食べないのか、その理由と無理なく改善する方法を、うさぎ畑に届いた飼い主さんの実例も交えながらご紹介します。
目次
チモシーの茎を食べない理由
チモシー一番刈りは、茎がしっかりしているのが特徴です。
実は、この固い茎に豊富な食物繊維が含まれています。
一方で、
- 香りが強く柔らかい葉
- 甘みを感じやすい葉先
の方が好みといううさぎさんも多く、葉だけ先に食べてしまうことがあります。
特に
- グルメな子
- シニアうさぎ
- 小柄な子
- 牧草の好き嫌いが多い子
では、この傾向がよく見られます。
茎を食べないからといって、すぐに病気とは限りません
葉はしっかり食べていて、
- ペレットも食べる
- うんちも普段通り
- 元気もある
のであれば、単純に「茎が苦手」という可能性があります。
ただし、
- 今まで食べていたのに急に食べなくなった
- 全く牧草を食べなくなった
- よだれが増えた
- 食べる時に口を気にする
という場合は、不正咬合など歯のトラブルが隠れていることもあります。
様子がおかしいと感じたら、早めにうさぎを診られる動物病院へ相談してください。
実際に届いた飼い主さんの声
うさぎ畑には、毎日のように食事のお悩みが届きます。
実際にはこんなお声があります。
「チモシーの葉だけ選んで食べて、茎は全部残していました。」
「毎日大量の茎を捨てることになり、もったいなく感じていました。」
「どのメーカーのチモシーを買っても茎だけ残るので、この子はチモシー嫌いなのかと思っていました。」
また、こんな嬉しい変化も届いています。
「葉が多い牧草を少し混ぜるようにしたら、一緒に茎も食べるようになりました。」
「最初はイタリアンライグラスだけ食べていましたが、少しずつチモシーも食べるようになりました。」
「短く切って与えたら、今までより食べやすかったようです。」
このように、ちょっとした工夫だけで食べ方が変わる子は少なくありません。
茎が苦手な子におすすめの牧草
チモシー二番刈り・三番刈り
一番刈りより葉が多く、茎も柔らかめです。
「まず牧草を食べる習慣を取り戻したい」
という子にはおすすめです。
オーツヘイ
葉の割合が多く、香りも良いため人気があります。
チモシーを全く食べない子でも、オーツヘイなら喜んで食べるケースがあります。
イタリアンライグラス
イタリアンライグラスは茎がありますが、チモシーより細く柔らかいため、茎が苦手な子でも比較的食べやすい牧草です。
香りも豊かなので、食欲が落ちている時のきっかけ作りとして利用される飼い主さんも多くいらっしゃいます。
茎を食べてもらうための4つの工夫
① 葉の多い牧草を少し混ぜる
いきなりチモシーだけにするより、
- チモシー
- オーツヘイ
- イタリアンライグラス
を少しずつ混ぜる方が自然に食べてくれることがあります。
② 長い茎は短く切る
長い茎は口にくわえにくいことがあります。
5~10cm程度に切るだけで食べ始める子もいます。
③ 新鮮な牧草を少量ずつ交換する
牧草は時間が経つほど香りが弱くなります。
大量に入れっぱなしにするより、
「少量をこまめに交換」
した方が食いつきが良くなることがあります。
④ 好きな牧草をきっかけにする
好きな牧草の中へチモシーを混ぜることで、自然と口にする子もいます。
焦らず少しずつ慣らしていくことが大切です。
飼い主さんが一番やってはいけないこと
「茎を食べないから」といって、
ずっとペレットだけに頼ってしまうことです。
牧草は歯をすり減らし、お腹を健康に保つために欠かせない食べ物です。
食べないからといって牧草をあきらめるのではなく、
「その子が食べやすい牧草を探してあげる」
という考え方がとても大切です。
実際にうさぎ畑のお客様からも、
「いろいろ試した結果、この子に合う牧草が見つかりました。」
「もう牧草を食べないと思っていましたが、種類を変えたら毎日完食するようになりました。」
というご報告をたくさんいただいています。
まとめ
うさぎがチモシーの茎を食べない場合、必ずしも病気とは限りません。
茎が固くて食べにくい、好みに合わないということも多くあります。
そんな時は、
- 葉が多い牧草を混ぜる
- イタリアンライグラスやオーツヘイを試す
- 茎を短く切る
- 新鮮な牧草をこまめに交換する
といった工夫を試してみてください。
大切なのは、「食べない子だから」とあきらめないことです。
うさぎさんにも、人と同じようにそれぞれ好みがあります。
その子に合った牧草に出会えた時、「こんなに食べるんだ!」と驚かれる飼い主さんを、私たちはこれまで何人も見てきました。
焦らず、その子のペースに寄り添いながら、毎日の牧草選びを続けてあげてくださいね。
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チモシー食べない、牧草食べないとお悩みありませんか?
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