うさぎさんが長く牧草をおいしく食べられる工夫とは?

うさぎさんが牧草をおいしいと感じる要素のひとつとして、香りや匂いがあります。香り高い牧草は、うさぎさんの食いつきが良く、うさぎさんが喜んで食べているのを実感できます。パリッと乾燥させた出来立ての牧草は香りが強く、牧草本来の匂いが感じられて、うさぎさんに牧草を与える飼い主としてもうれしい瞬間です。

ただ、袋を開封した牧草は空気の湿気を吸って、徐々に香りを失い、しなっとした感触に変化していきます。そうなった牧草はうさぎさんの食いつきが良くない状態になってしまいます。それどころか、そんな牧草はうさぎさんが見向きもしなくなることもあります。

それを防ぐためには、できるだけ小包装のうさぎ牧草を購入することや、開封した牧草を小分けしてから密封して保管するようにすることが大切です。空気に触れる面や時間をできるだけ小さくすることがポイントです。また、1日の中で温度や湿度の変化が少なそうな場所での保管がうさぎ牧草には適しています。