牧草の一番刈りと二番刈りの違いは?

Q.牧草の一番刈りと二番刈りの違いはどういうところでしょうか?

A.うさぎさんの牧草は生育時期の違いによって、主に一番刈りと二番刈りに分かれます。

畑に牧草の種をまいて、芽が出て、最初に育ってきた葉や茎を刈り取って収穫したものが一番刈りです。土に含まれる栄養をふんだんに吸収し、大きく成長できるので、茎の長さが長く、繊維質を多く含んでいるのが特徴です。また、牧草の成長の適した季節に生育したので、牧草の色や香りの状態が良いものが多いです。

二番刈りは、一番刈りを収穫した後に、残った株から再生した茎や葉を収穫したものです。一番刈りの成長に栄養を使ったしまった後でもあり、二番刈りは一番刈りほど背が高く育たず、茎も太くなりません。

ただ、二番刈りは茎が細く、含まれる繊維質も少ない分、うさぎさんが食べやすいという特徴があります。歯の調子が良くないなど、固い牧草が苦手なうさぎさんも二番刈りなら食べてくれる可能性があります。

一番刈りを食べられるうさぎさんには一番刈りを、そうでないうさぎさんには二番刈りを試してもらうとよいです。

牧草の一番刈りと二番刈りをうまく使い分け、うさぎさんに合った牧草ライフを送っていただければと思います。