うさぎ牧草の栄養について
2021年9月26日
うさぎ牧草に利用されているのは、主にイネ科とマメ科に属する草です。イネ科の牧草には、チモシー、イタリアンライグラス、オーツヘイ、オーチャードグラス、ペレニアルライグラスなどがあります。マメ科牧草は、アルファルファ、白クローバ、赤クローバなどですね。
イネ科牧草には、マメ科牧草に比べて繊維質が多く含まれています。牧草を手に取って見てみると、太い茎が目立つと思います。そのような茎が含まれるのは食物繊維が豊富な証拠です。繊維質はうさぎさんの胃腸の運動を活発にする作用があり、うさぎさんにとって繊維質は必要不可欠な栄養素です。
一方、マメ科牧草には幼少期のうさぎさんに必要なたんぱく質や、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれています。大人になったうさぎさんはイネ科牧草のみを与えるだけでよいですが、幼いうさぎさんにはマメ科牧草も与えると栄養バランスが取れた食生活を送ることができると思います。
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