うさぎさんが牧草の茎を残す場合の対処法
チモシー1番刈りは、うさぎさんの主食として最もおすすめされる牧草です。
理由は、食物繊維が豊富で胃腸の健康維持や歯の摩耗に役立つためです。
しかし実際には、
「チモシーを買っても茎だけ残してしまう…」
という悩みは、うさぎ畑にも毎日のように寄せられます。
チモシー1番刈りは高繊維の牧草なので、茎の割合が多く、特に太く育った茎は硬さがあります。
そのため、葉や穂先だけを先に食べ、最後には太い茎だけが牧草入れに残ってしまう子も珍しくありません。
実際に寄せられたご相談では、
「7歳になってから、今まで食べていたチモシーの硬い部分を残す割合が増えました。」
というお声がありました。
年齢を重ねると噛む力や歯の状態が少しずつ変化し、若い頃は気にならなかった硬い茎を食べにくく感じる子が増えてきます。
また、
「どのチモシーを買っても食べません。また新たに探さないとならないですが、お金もかかりますし、本当に困っています。」
という切実なご相談も届いています。
牧草を食べてくれないと、
「もっと硬い牧草にしよう」
「無理に食べさせた方がいいのでは」
と考えてしまう飼い主さんも多いのですが、実は逆効果になることもあります。

茎を無理に食べさせようとしない
うさぎさんは好き嫌いだけで茎を残しているとは限りません。
- 歯の状態
- 年齢
- 茎の硬さ
- 香り
- 牧草の鮮度
など、さまざまな理由が重なっています。
そのため、
「茎を食べないなら食べるまで我慢させる」
という方法はおすすめできません。
牧草そのものを食べなくなってしまうリスクがあるからです。
うさぎ畑でも、
「牧草食べないお悩み、とても大変ですよね。」
というご相談を本当にたくさんいただきます。
だからこそ、
食べない牧草にこだわるより、食べられる牧草を探すこと
を大切にしています。
二番刈りを試してみる
チモシーが好きな子でも、
一番刈りではなく二番刈りに変えたら食べるようになった
というケースは少なくありません。
二番刈りは葉が多く、太い茎が少ないため、シニアや硬い牧草が苦手な子でも食べやすい特徴があります。
年齢とともに茎を残すようになった子には、一度試してみる価値があります。

産地が違うだけで食べることもある
意外と知られていませんが、
同じ「チモシー1番刈り」でも品質は大きく違います。
実際の飼い主さんからは、
「7歳になって硬い部分を残すようになったので、カナダ産とアメリカ産を混ぜています。比較的たくさん食べてくれるようになりました。」
というお声も届いています。
産地だけでなく、
- 刈り取り時期
- 乾燥方法
- 保管状態
でも香りや柔らかさは大きく変わります。
「チモシーを食べない子」ではなく、
「今のチモシーが好みではない子」
というケースも実は少なくありません。
イタリアンライグラスという選択肢も
どうしてもチモシーを食べない場合は、
イタリアンライグラスを試してみる方法もあります。
イタリアンライグラスは、一本一本が細く柔らかいため、硬い茎が苦手な子でも食べやすい牧草です。
実際に、
「うちは3種類です。チモシー、オーツヘイ、イタリアンライグラスを用意しています。」
という飼い主さんもいらっしゃいます。
また、
「チモシーは食べません。オーツヘイだけはよく食べます。」
という子も少なくありません。
もちろん、食物繊維の量だけを比べればチモシー1番刈りの方が優れています。
しかし、全く食べないチモシーより、しっかり食べてくれる牧草の方が、うさぎさんにとっては大切です。
「食べる牧草」を増やしておくことが安心につながる
うさぎ畑では、
「チモシーしか食べない子」
よりも、
「チモシーもオーツヘイもイタリアンライグラスも食べられる子」
を目指すことをおすすめしています。
実際に、
「オーツヘイを主食にしていますが、他のイネ科牧草も少しずつ混ぜて、第2候補を探しています。」
という飼い主さんもいらっしゃいます。
一種類しか食べられないと、
その牧草が急に手に入らなくなったり、好みが変わったりしたときに困ってしまいます。
普段から数種類の牧草を少しずつ与えておくことで、将来の食欲低下にも対応しやすくなります。
チモシー食べない、牧草食べないとお悩みありませんか?
食いつき良い乾燥牧草をぜひ試してみませんか?


