うさぎさんが牧草の茎を残す場合の対処法

うさぎ牧草の代表格であるチモシー一番刈りを与えた場合、高繊維の牧草なので、茎の占める割合が多く、太くて固い茎が苦手なうさぎさんは茎を残しがちになります。やわらかい葉や穂先は先に食べる傾向があるので、チモシー牧草の茎だけが残ってしまうのです。

そのような場合にはうさぎさんに無理に太い茎を食べさせようとせず、他に食べてくれる牧草を探す方が無難です。チモシー牧草が好きなうさぎさんであれば、二番刈りや三番刈りの中身は太い茎が少なく、食べやすい可能性があります。

また、イタリアンライグラスは牧草1本1本の太さが短く、茎も細いのでうさぎさんが食べやすい牧草です。食物繊維はチモシー牧草一番刈りの含有量より劣るかもしれませんが、牧草自体をたくさん食べることが大事ですので、食べ残す牧草よりは、食いつきが良い牧草を与える方がうさぎさんも喜ぶと考えています。