うさぎさんが喜ぶチモシー牧草の種類をご紹介します。
2021年11月17日
うさぎ用のチモシー牧草は、牧草の草種の代表格であり、食いつき良くポピュラーな牧草です。産地や生産量が多く、複数の牧草メーカーから様々なものが発売されています。
チモシー牧草の種類としては、産地以外の分け方として、収穫時期に応じて、一番刈り、二番刈り、三番刈りに分けられています。
一番刈りは、穂が出る時期の出穂期に刈り取られたチモシー牧草で、穂が付く部分は長い茎なので、茎が主体の食物繊維をたっぷり含んだ内容になっています。食物繊維たっぷりのチモシー牧草は、うさぎさんの胃腸を活性化し、腸内環境を整え、健康を維持するのに役立ちます。
二番刈りは、一番刈りを刈り取った後に再生してきたチモシー牧草を収穫したものです。再生する牧草は茎よりも葉が多いため、茎が固い部分が少なく、やわらかい葉の部分を多く含むため、固い牧草が苦手なうさぎさんが食べやすい内容になっています。
三番刈りは二番刈りの後に再生してきたチモシー牧草を刈り取ったもので、二番刈りよりも細くやわらかい葉っぱがたくさん入っているチモシー牧草になっています。三番刈りは、この3つの中で最も食べやすいチモシー牧草ですが、刈り取り時期の気候や温度の影響で茶色く見えるものが多く含まれる場合があります。
このように、同じ産地のチモシー牧草でも、刈り取りのタイミングにより、葉や茎の構成が異なり、違うチモシー牧草として販売されています。うさぎさんの体質に合わせたチモシー牧草を選んであげてくださいね。
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食いつき良い乾燥牧草をぜひ試してみませんか?