うさぎ牧草の種類をご紹介いたします。
Q.うさぎ用牧草には、大きく分けてイネ科牧草とマメ科牧草があります。今回はイネ科牧草について、お伝えしていきます。
イネ科牧草の代表的な草種は、チモシー牧草です。うさぎ牧草の王様と言ってもいいほどです。各地で栽培されていて、流通量が多く、手に入りやすい草種です。その理由は、うさぎさんはもちろん、牛や馬の嗜好性が高いため、栽培品種として人気が高く、栽培量が増えてきた経緯があります。
また、イタリアンライグラスも嗜好性が高く、食いつきが良い草種です。茎が細く、歯が悪いうさぎさんでも食べやすいという特徴があります。
他には、オーツヘイも人気がある牧草です。オーツヘイは、エンバクを育てる過程で、穂が出る前に青刈りして乾燥させたものです。乾燥牧草としてのオーツヘイは葉の部分が多いので、うさぎさんはチモシー牧草と比べて食べやすいことが食いつきの良さにつながっています。
他にも、オーチャードグラスやローズグラス、ミレット、ライスグラスなどのイネ科牧草もありますが、上の３つに比べるとあまり流通していません。ただ、あまり流通しない草種でも、うさぎさんが喜んでくれる牧草かもしれませんので、何かの機会に食いつきを試してみてくださいね。
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食いつき良い乾燥牧草をぜひ試してみませんか？
About The Author
オジマ マナブ
著者紹介：高知県在住。 うさぎさんのためにチモシー牧草や生野菜を栽培している専門農家。 二羽のうさぎさんと暮らしており、日々癒されている。 栽培者ならではの視点と、自分自身がうさぎさんと生活している経験から、 読者に分かりやすくうさぎ用牧草を紹介している。 うさぎ畑オンラインショップを運営し、食いつき良い牧草を販売。 定期的に獣医師から指導を受け、うさぎさんの健康を守る商品づくりに活かしている。 うさぎの総合情報サイト「USAKURA」で、うさぎ牧草についての記事を執筆中。