うさぎの歯の病気(不正咬合)について

不正咬合は、その字の通り、噛み合わせが正しく行われていないことで発生する症状です。

本来、うさぎさんは牧草など繊維が多く硬い食べ物を上下の歯ですりつぶすようにして食べます。

そのため、歯が適度に磨耗し、歯がすり減るのです。

ただし大丈夫。うさぎさんの歯は一生伸び続けます。だからこそ、歯の磨耗が起こらない場合、歯が伸びすぎて正しい噛み合わせができないなるのです。

歯の磨耗を促進するためには、乾燥牧草を食べるほかありません。

ペレットの食事では、口の中に入れて咀嚼すると簡単に崩れてしまうため、上下の歯ですりつぶすような動きができず、歯の磨耗は起こりづらいからです。