かじり木という商品があります。これをうさぎさんがかじると歯が摩耗されて、不正咬合の予防になるというものですが、かじり木を噛むうさぎさんの歯の動きは、奥歯をすり合わせるという動きが少ないために、この効果は残念ながら期待できません。
上下にガジガジと噛む動きは、ペレットを食べる時と同様で、大きい塊を砕く目的のためであり、牧草のように薄くて固い繊維状のものをすりつぶす動きとは違うのです。
ただ、かじり木を噛むことでストレス解消にはなるかもしれませんし、ケージの金網を噛んでしまう子はその代わりにかじり木を嚙むのは良いことと言えるでしょう。
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About The Author
オジマ マナブ
著者紹介:高知県在住。
うさぎさんのためにチモシー牧草や生野菜を栽培している専門農家。
二羽のうさぎさんと暮らしており、日々癒されている。
栽培者ならではの視点と、自分自身がうさぎさんと生活している経験から、
読者に分かりやすくうさぎ用牧草を紹介している。
うさぎ畑オンラインショップを運営し、食いつき良い牧草を販売。
定期的に獣医師から指導を受け、うさぎさんの健康を守る商品づくりに活かしている。
うさぎの総合情報サイト「USAKURA」で、うさぎ牧草についての記事を執筆中。