うさぎ牧草ランキング2025|専門農家が本気で選んだ“食いつきの良い”牧草ベスト3
こんにちは。高知県・仁淀川流域で、うさぎ専用の野菜と牧草を育てている“うさぎ専門農家”のオジマです。
うさぎさんの食欲不振やチモシー嫌いに悩む飼い主さんから、日々「どの牧草が一番食べますか?」「おすすめの牧草を知りたいです」とご相談をいただきます。
そこで今回は、うさぎ専門農家の視点で、実際に当園で人気の牧草トップ3をランキング形式でご紹介します。
検索されやすい「うさぎ 牧草 ランキング」「チモシー 食べない」などの悩みにも応えられるよう、食いつき・香り・繊維質・うさぎのタイプ別の相性を丁寧に解説していきます。
目次
第3位:まるごと乾燥オーツヘイ
3位は、まるごと乾燥オーツヘイです。

オーツヘイとは、エンバクを早刈りし、香りを逃さないよう乾燥させた牧草です。見た目は細長い麦の葉のようで、香ばしい香りとサクサクの葉の食感が特徴です。
「柔らかくて香りが強い牧草が好き」「チモシーよりサラッと食べてくれる」というタイプのうさぎさんに人気があります。
当園では葉だけでなく細い茎もそのまま乾燥しており、ポリポリと気持ちよく食べる子も多いです。「オーツヘイ茎スティック」シリーズも好評です。
【こんな子におすすめ】
・チモシーの硬い茎が苦手
・香りの強い牧草が好き
・シニア期で硬い牧草が負担になってきた
第2位:レギュラー乾燥イタライ(イタリアンライグラス)
続いて2位ですが、イタリアンライグラス牧草のレギュラー乾燥イタライです。

イタリアンライグラスは、うさぎさんの中でも嗜好性の高いイネ科牧草です。細めの葉で食べやすく、硬すぎないため、子うさぎ・食欲が落ちぎみの子・チモシー嫌いの子にも選ばれています。
当園では収穫したその日に即日乾燥するため、香りを強く残せるのが特徴です。
「これしか食べない」といううさぎさんも多く、定期便でリピートされる飼い主さんもたくさんいらっしゃいます。
【こんな子におすすめ】
・チモシー嫌い
・食べムラがある
・繊維質は摂りたいけれど硬い茎は苦手
第1位:やわらかソフトチモシー
不動の1位は、やはりチモシーです。

ただし、当園のチモシーは一般的な外国産とは大きく違い、独自の栽培方法で茎を伸ばしすぎず、葉の割合を増やし、柔らかい食感に仕上げています。
さらに収穫当日乾燥で香りを閉じ込めているため、ふわふわで香りが強く、食いつきが非常に良いのが特徴です。
「市販のチモシーは全く食べないのに、うさぎ畑のチモシーだけは食べる」という声を何度もいただき、チモシー嫌いに悩む飼い主さんの救いになっている牧草です。
【こんな子におすすめ】
・チモシーの硬い茎が苦手
・香りが弱いと食べない
・小柄・シニアなど咀嚼の負担を減らしたい
牧草選びのポイント
ランキングを参考にしつつも、うさぎさんそれぞれに合う牧草は異なります。選ぶ際は次のポイントを押さえてみてください。
1. 香りの強さを重視する
チモシー嫌いの子ほど「香りが強い牧草」を好む傾向があります。
2. 柔らかさは年齢・性格に合わせて
・子うさぎ、シニア → 柔らかめ
・健康な成うさぎ → 少し硬めもOK
3. 複数牧草のローテーションも効果的
飽きる子も多いので、オーツヘイ・イタライ・チモシーのローテーションはおすすめです。
4. 食欲不振時はまず“香り”
体調不良の初期段階では、香りの強い牧草が助けになることがあります。
うさぎ専門農家として大切にしていること
うさぎ畑では「うさぎの食欲不振に寄り添う牧草づくり」を軸に、年間30種類以上の牧草や野菜を栽培しています。
すべて自社農園で育て、収穫したその日に乾燥加工することで、香り・色・柔らかさを損なわずにお届けすることを徹底しています。
「どの牧草が合うかわからない」「食べムラがある」「チモシー嫌いで困っている」などのお悩みには、うさぎの年齢・性格・体調に合わせて最適な牧草をご提案いたしますので、いつでもお気軽にご相談ください。
おわりに
牧草は“ただの餌”ではなく、うさぎの腸や歯を守る大切な生命線です。
ランキングはあくまで参考ですが、いちばん大事なのは「あなたのうさぎさんが喜んで食べること」。
うさぎの食事に悩む飼い主さんのお力になれるよう、これからも丁寧な牧草づくりと情報発信を続けていきます。お気軽にご相談くださいね。
チモシー食べない、牧草が苦手など、お悩みではありませんか?
食いつき良い乾燥牧草をぜひ試してみませんか?

