チモシーってどういう風に育つ牧草ですか?

Q.チモシーというのはどんなに栽培される牧草なのですか?

A.チモシーとは、うさぎさんの好きなイネ科牧草の一つで、ヨーロッパ原産の多年草です。チモシーグラスまたは、ティモシーと表記したりもします。

葉の長さがイタリアンライグラスやオーツヘイと比べて短く、収穫時の茎の長さが長いので、茎の食物繊維が多く含まれています。茎の先には細長い穂が付きます。

他の牧草と比べて種の大きさが小さく、発芽率があまり良くない品種です。加えて、冬を超えてゆっくり成長するので、栽培期間が長く、畑でじっくり育てるタイプの牧草です。

ただ、味についてはうさぎさんが非常に好む品種のため、うさぎ牧草の代表品種としての地位を手に入れました。たくさんのメーカーからうさぎ牧草として販売されているため、安価に手に入れやすいのも特徴です。

チモシーの畑にうさぎさんを連れて行ったことはないので、想像ではありますが、大好きなチモシー牧草がわさわさと育っている畑で遊べたら、うさぎさんは喜ぶかもしれませんね。

チモシー牧草は、栽培が簡単でなく、手間と時間がかかる品種ではありますが、喜んでもらえるうさぎさんのために頑張って栽培していきたいと思います。