高齢のうさぎさんがチモシーを食べません。

年齢が上がるにつれ、うさぎさんは食が細くなり、食べられるものの種類が減っていく傾向があります。例えば、どんな牧草も食べていたうさぎさんなのに、だんだんとやわらかい葉の牧草しか食べなくなることはよく聞く話です。

チモシー1番刈りは、茎が多く含まれる牧草ですので、固い茎を好まなくなり、やわらかい2番刈りや3番刈りの方を自然と食べてしまうということなんでしょう。

我々人間も高齢になり、体力が衰えてくると、口にできるものも変わってしまうのは当然のことです。若い時に元気だったうさぎさんも加齢には勝てません。そうなってから食事を急に変えようとしても、ストレスがかかり、食を細めてしまうことになりかねません。若い時からいろいろな牧草を試し、味を覚えてもらって、食べられる牧草を増やしておくことは大切なことです。うさぎさんが牧草を食べられるということは、高齢になったとしても、健康な証拠です。牧草を食べ続けられることは本当に意味にあることなのです。