うさぎ牧草の食べ過ぎはどうなりますか?

イネ科牧草だけは体重が減るかもしれません

うさぎさんが牧草を食べすぎた場合のデメリットやリスクは特に思い浮かびません。

強いて言うと、ペレットの補助食も少しは食べないと、イネ科牧草100%の食生活では体重が減っていく可能性があります。

ペレットには、ビタミンやミネラルなどイネ科牧草だけは摂取できない栄養分が含まれています。

ペレットの食べ過ぎは問題ですが、適量を食べることは、うさぎさんが健康に暮らすうえで必要なことです。

むしろ、牧草を食べないので困っているという飼い主さんの方が多いのが実情です。

食べすぎるほど牧草を食べてくれるうさぎさんは、食生活については模範的であり、他の飼い主さんから羨ましがられると考えた方が良いでしょう。

いろいろな牧草を食べよう

そんな模範的なうさぎさんに必要なのは、食べる牧草の種類を増やすことです。

高齢になり、食べるものが限られてくる中で、食べ慣れた牧草は健康への最後の砦になりえます。

普段はチモシー牧草だけの食生活でも全く問題ありませんが、イタリアンライグラスやオーツヘイなどのほかのイネ科牧草を食べることは、うさぎさんも気分転換になると思います。

ただ、食物繊維が多いのは、チモシー牧草の1番刈りですので、うさぎさんのお腹の繊維質が不足しないように、他のやわらかい牧草は、おやつのように少し食べるぐらいが良いと思います。