うさぎ牧草のオーチャードグラスの栽培特徴

オーチャードグラスは、イネ科牧草のひとつで、チモシーと同じ寒地型のうさぎ牧草です。オーチャードグラスの原産地は、地中海から西アジアとされており、現在では世界的に分布しています。

チモシーより対凍性がやや劣るものの、チモシーよりも耐暑性があり、冷涼な気候で安定した栽培ができることからイネ科牧草の代表品種として数えられています。

オーチャードグラスの草丈は1m前後で、チモシー牧草と同じ春から初夏にかけての出穂期が収穫時期になります。オーチャードグラスの名称の由来は、果樹園の下草から来ています。それは、日陰でもよく育つ栽培特徴を活かしているようです。

うさぎさんがチモシー一番刈りをたくさん食べてくれるのは良いことですが、チモシー牧草一辺倒ではなく、たまにはオーチャードグラスも与えてみるのはいかがでしょうか。

チモシー牧草をあまり食べないうさぎさんにも、オーチャードグラスを試してみてください。うさぎさんがバラエティ豊かな牧草ライフを送れることを願っています。