うさぎさんの体調不良のサインにはどんなものがありますか?
2024年7月28日
主な体調不良のサイン
食欲の変化
- 食べる量が減る:普段の食事量と比べて明らかに少ない場合、体調不良の可能性があります。例えば、普段は完食する牧草やペレット、おやつが残っている。食べるスピードが明らかに遅いなどです。
- 食べない:全く食べない場合は緊急事態です。うさぎさんは24時間何かを食べて胃腸を動かしている必要があります。すぐに病院に連絡を取り、獣医さんに相談しましょう。
排泄物(うんち)の異常
- うんちの形や大きさの変化:通常の丸いフンが小さくなったり、形が変わったりすることがあります。数珠つなぎのうんちも良くありません。良いうんちは、乾燥してコロコロしていて、大きくて少し平べったい形をしています。
- 下痢:水っぽいうんちが続く場合は、消化器系の問題が考えられます。水分の取りすぎは考えられませんか?(生野菜や生のフルーツを与えすぎていませんか?)
行動の変化
- 元気がない:普段は活発なのに、急に動かなくなったり、隅っこでじっとしていることがあります。床に寝そべってうずくまっている場合、普段の寝ている姿勢と違いがあるか、観察してくださいね。
- 動きが鈍い:動きが遅くなったり、反応が鈍くなることがあります。飼い主さんが近くまで寄ってきても気づかないのか、気づいているのに反応できないのかなどを気にしてくださいね。
被毛の異変
- 毛が抜ける:通常の換毛期以外で大量に毛が抜ける場合は注意が必要です。
- 艶(つや)がなくなる:毛がパサついている、艶がなくなっている場合は栄養不足や病気の可能性があります。
体のしこり
- しこりや腫れ:体に触れてしこりや腫れを感じた場合、腫瘍や感染症の可能性があります。
歯ぎしり
- 痛みや不快感:うさぎは痛みを感じると歯ぎしりをすることがあります。特に歯や消化器系の問題が考えられます。
不正常な体温
- 体が熱い:発熱している場合は感染症や炎症の可能性があります。
- 体が冷たい:低体温の場合はショック状態や重篤な病気の可能性があります。
腹部の張り感
- お腹が張っている:ガスが溜まっている場合や、腸閉塞の可能性があります。
辛そうな姿勢
- 体を丸める:痛みや不快感を感じている時に体を丸めることがあります。普段と違う姿勢で休んでいませんか?
- 横になる:普段はしないような姿勢で横たわる場合、体調不良のサインです。夏の暑い時期に体温を外に逃がすために体を伸ばして寝そべる場合は、体調が悪いわけではありません。
体の震えや揺れ
- 震え:寒さや痛み、恐怖を感じている場合に震えることがあります。
- 揺れ:バランスを取れなくて倒れてしまう場合や、体を不自然に揺らす場合は、神経系の問題が考えられます。
これらのサインを見逃さず、早めに対処することが大切です。
うさぎさんの健康を守るために、日々の観察を欠かさず行いましょう。
何か気になることがあれば、獣医師さんに相談してくださいね。
食欲がないうさぎさんには
食欲不振になったうさぎさんには、口あたりの良い生野菜を試してみましょう。
何か少しでも口にしたことがきっかけで、食欲が回復したうさぎさんは多いです。
香りの良い、生のにんじん葉やイタリアンパセリがおすすめです。
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