うさぎさんのスナッフルとは?

うさぎさんが鼻をズーズー音を立てて呼吸することはありませんか?

または、鼻水が出てきていたり、くしゃみを連発したり。これらはスナッフルと呼ばれる症状の可能性があります。

スナッフルは季節の温度変化やうさぎさんの生活する環境の変化によってストレスがかかり、発症する恐れがあります。

当園のうさぎさんは、暑い夏に荒い呼吸が増え、鼻水が出たり、くしゃみを多くするようになりました。病院にかかり、抗生剤をいただき、飲んでいたのですが、季節の気温の変化もあったのか、今は治まっています。

また、パスツレラ菌の感染や免疫力の低下により、スナッフルが発症する場合があります。

スナッフルは呼吸器の炎症や鼻炎とも呼ばれ、鼻で呼吸がしにくくなってしまうので、鼻がつまったり、苦しそうに息をする様子が見受けられます。そのことが気になって食欲が低下することがあります。

最初はさらっとした透明の鼻水が出ますが、症状が進行すると、ドロッとした黄色のような鼻水に変わります。眼に症状が移ると、目ヤニが出たり、涙の量が増えることがあります。

これらの症状に当てはまるうさぎさんは、生活環境を整えてあげること、病院で獣医師の診察を受けて治療することが大切です。