苦手な牧草の与え方

硬くて茎の多い牧草(いわゆる一般的なチモシー1番刈りなど)は、健康管理に役立つ大切なものですが、苦手なうさぎさんもいらっしゃると思います。

そんなうさぎさんに苦手な牧草を食べてもらうヒントをご紹介します。

一つは、うさぎさんの空腹時を狙って与えることです。うちのうさぎさんの例であれば、早朝に与えます。前日の夕方以降、何も与えていないので、ケージ内の牧草は食べてますが、お腹は空いている状態です。

うさぎさんがすぐに食べなくても、放っておきましょう。飼い主さんとうさぎさんとのある意味、我慢比べです。

二つめは、与える前に、乾燥牧草を手揉みして香りを出しましょう。牧草を素手で揉み合わせると、手が痛いので、厚めのビニール手袋を着けて下さい。

うさぎさんは嗅覚が鋭く、食べ物の香りに反応して食べ始めます。食いつき良い食べ物は、たいてい香りの強いものが多いです。

また、うさぎさんが苦手な牧草に興味を示さなくても、一回であきらめるのはもったいないです。

うさぎさんは食を習慣化できる生き物です。何度もトライして、反応の変化を見てみてくださいね。