うさぎさんのご褒美牧草とは?|おやつの代わりにもなる特別な牧草の選び方

「ご褒美牧草」という言葉を聞いたことがありますか?

うさぎさんが苦手な爪切りやブラッシングを頑張ったとき。

病院から帰ってきたとき。

お留守番を頑張ったとき。

飼い主さんとの触れ合いを頑張ったとき。

そんなときに、

「今日は特別な牧草をあげよう」

と用意する牧草のことを、私は「ご褒美牧草」と呼んでいます。

うさぎさんにとって嬉しいものなら、ご褒美は必ずしもおやつである必要はありません。

むしろ、普段から牧草を食べているうさぎさんなら、**「大好きな牧草を特別なときに食べる」**という楽しみ方もできます。

今回は、うさぎ畑に届いた飼い主さんの声も紹介しながら、「ご褒美牧草」という考え方についてお話しします。

イタリアンライグラス牧草を食べるうさぎ

ご褒美牧草とは?

ご褒美牧草とは、簡単に言えば、

「うさぎさんが特に喜んで食べてくれる、ちょっと特別な牧草」

です。

毎日の牧草とは別に、

「今日は頑張ったから、これを出してあげよう」

という牧草を用意しておきます。

例えば、

・爪切りを頑張ったとき
・ブラッシングを頑張ったとき
・病院から帰ってきたとき
・お薬を頑張ったとき
・お留守番をしたとき
・ケージのお掃除をしている間に待っていてくれたとき
・誕生日などの特別な日

など。

もちろん、毎日の食事として与えている牧草を食べることも大切です。

そのうえで、

「これは特別な日に出てくる牧草」

というものを作ってみるのです。

「牧草なのに、ご褒美?」と思うかもしれません

一般的に「ご褒美」というと、何を思い浮かべるでしょうか?

果物。

生野菜。

ドライフルーツ。

おやつ。

ペレットのおやつ。

こういったものを思い浮かべる方が多いと思います。

もちろん、うさぎさんにとっておやつは楽しみの一つです。

でも、私はもう一つ選択肢があってもいいと思っています。

それが、

「ご褒美として牧草を楽しむ」

という考え方です。

牧草は、うさぎさんにとって毎日の食事。

だからこそ、

「牧草=いつもの食事」

だけではなく、

「牧草=大好きなもの」

という存在にすることもできます。

特に、

「この牧草だけはものすごく食べる」

というものがあるなら、それは立派な「ご褒美牧草」になると思います。

どんな牧草をご褒美にする?

では、どんな牧草をご褒美にすればいいのでしょうか。

一番大切なのは、

「その子が喜んで食べること」

です。

人間から見て高級な牧草だから、ご褒美になるとは限りません。

例えば、

「香りが強い牧草が好き」

「柔らかい葉が好き」

「オーツヘイが好き」

「イタリアンライグラスが好き」

「青々した牧草が好き」

など、うさぎさんによって好みは違います。

うさぎ畑にも、実際にこんな声が届いています。

「いつも美味しい牧草をありがとうございます。とりわけ前回届けていただいたオーツヘイが青々としてパリパリの葉っぱでとても気に入り、すごい早さで完食してしまいました」

ここまで喜んで食べてくれる牧草があれば、

「今日は頑張ったから、これを出そう」

というご褒美にもしたくなりますよね。

オーツヘイを「特別な牧草」にする

ご褒美牧草として候補にしやすい牧草の一つが、オーツヘイです。

チモシーとは違った香りや食感があり、オーツヘイを好むうさぎさんもいます。

実際にうさぎ畑には、

「チモシーは食べません。オーツヘイなら食べます」

という飼い主さんからの声があります。

また、

「うちの子はチモシーは食べないんです。オーツヘイだけで」

という声も。

さらに、

「若い時は時々オーツヘイを食べてましたが、介護してからは特にオーツヘイ一択でした」

という飼い主さんの声も届いています。

これだけ好みがはっきりしている子なら、オーツヘイは毎日の牧草になることもあります。

一方で、

「普段はチモシーを食べているけれど、特別なときだけオーツヘイを出す」

という使い方もできます。

大切なのは、その子にとって「食べたい!」と思える牧草かどうかです。

イタリアンライグラスも、ご褒美牧草の候補

もう一つ、ご褒美牧草として考えたいのがイタリアンライグラスです。

うさぎ畑には、

「ものすごく、食い付きがよく、あっと言う間に食べきってしまいました。今まであげていた牧草は、ほとんど食べてくれません」

というレビューがあります。

また、

「牧草嫌いだったのがうさぎ畑さんの牧草、主にイタライを食べてくれて復活しました」

という嬉しい声もあります。

さらに、

「色も香りも抜群のリーフイタリアンライグラスです。好き嫌いの多い?グルメさん?の我が家のうさは、コレ好きそうなのは想像通りでした。飛びついて食べています」

という飼い主さんも。

「飛びついて食べる」。

これだけ喜んでくれる牧草なら、飼い主さんにとっても特別な存在になりますよね。

「いつもの牧草」と「ご褒美牧草」を分ける

ご褒美牧草を楽しむ方法の一つが、

普段の牧草と、ご褒美牧草を分けること

です。

例えば、普段はチモシー。

そして、

爪切りの日はイタリアンライグラス。

病院から帰った日はオーツヘイ。

ブラッシングを頑張った日は、特別に香りの良い牧草。

というようにします。

すると、

「これが出てきたということは、今日は特別な日なんだ」

という経験にもつながります。

もちろん、うさぎさんが人間と同じように「ご褒美」という概念を理解しているかどうかは別の話です。

でも、

「この牧草が出てくると嬉しい」

という経験を作ることはできます。

病院から帰ってきたときにも

うさぎさんにとって、動物病院は緊張する場所かもしれません。

診察。

爪切り。

歯のチェック。

採血。

処置。

長時間の移動。

病院から帰ってきたうさぎさんを見て、

「今日は頑張ったね」

と声をかける飼い主さんも多いと思います。

そんなときに、

「帰ってきたら大好きな牧草がある」

という環境を作っておく。

これも、ご褒美牧草の使い方の一つです。

ただし、病気や処置の内容によって食事制限がある場合は、獣医師の指示を優先してください。

爪切りの後に「ご褒美牧草」

爪切りが苦手なうさぎさんもいます。

飼い主さんが爪切りを持っただけで逃げる。

抱っこすると足をバタバタする。

終わった瞬間にケージへ走っていく。

そんな子もいますよね。

爪切りが終わったら、

「頑張ったね」

と声をかけながら、普段とは少し違う牧草を出してみる。

例えば、

いつもはチモシー。

爪切り後はオーツヘイ。

そんなルールを作ってみるのです。

「爪切り=嫌なこと」

だけではなく、

「爪切りが終わると、好きな牧草が出てくる」

という経験を重ねることができます。

ただし、これだけで爪切りが好きになるとは限りません。

無理に我慢させるのではなく、うさぎさんの様子を見ながら、負担の少ない方法で行ってください。

「おやつ」ではなく「牧草」をご褒美にするメリット

ご褒美牧草の良いところは、

牧草そのものを楽しんでもらえること

です。

フルーツやドライフルーツなどのおやつは、少量を楽しむもの。

一方で牧草は、うさぎさんの食生活の中心となる食べ物です。

もちろん、牧草だからどれだけ与えてもいい、という単純な話ではありません。

牧草の種類によって栄養成分も異なりますし、うさぎさんの年齢や健康状態によって適した食事も変わります。

ただ、

「何かを頑張ったら、おやつ」

という習慣だけではなく、

「何かを頑張ったら、大好きな牧草」

という選択肢を持てるのは、ご褒美の幅を広げてくれます。

「ご褒美牧草」は、牧草探しにもつながる

私は、ご褒美牧草を探すことには、もう一つ良いところがあると思っています。

それは、

「うちの子の好きな牧草を知ることができる」

ということです。

例えば、

チモシーにはあまり反応しない。

でもオーツヘイを出すと、すぐに食べる。

イタリアンライグラスなら飛びつく。

香りの強い牧草を好む。

柔らかい牧草ならよく食べる。

こうした「好み」を知っておくことは、普段の牧草選びでも役立ちます。

実際にうさぎ畑には、

「普通のチモシーは全然食べない」

「オーツヘイなら食べる」

「イタライなら食べる」

という声がたくさん届いています。

だからこそ私は、

「うちの子は何の牧草が好きなのか?」

を、ぜひ一度探してみてほしいと思っています。

ご褒美牧草を「いざというとき」の選択肢に

ご褒美牧草を用意しておくと、

「この子が好きな牧草はこれ」

ということが分かります。

これは、飼い主さんにとっても安心材料になります。

例えば、

「今日はいつもの牧草をあまり食べない」

というときに、

「この子はオーツヘイが好きだったな」

と思い出せる。

もちろん、急に牧草や食事を食べなくなった場合は、単なる好き嫌いだと決めつけないでください。

牧草だけでなくペレットや野菜も食べない。

ウンチが減っている。

ウンチが小さくなっている。

元気がない。

そんな場合には、体調不良の可能性もあります。

特に急な食欲低下は、早めに動物病院へ相談することが大切です。

ご褒美牧草は、病気を治すためのものではありません。

「普段から、その子が何を喜んで食べるのかを知っておく」

ための一つの方法です。

「プレミアムな牧草」を特別な日に

牧草の中にも、

青々としているもの。

香りが強いもの。

葉が多いもの。

柔らかいもの。

収穫時期にこだわったもの。

いろいろあります。

毎日の牧草とは別に、

「今日はちょっと特別」

という牧草を常備しておくのも楽しいと思います。

例えば、

「うちの子専用のご褒美牧草」

を一袋用意しておく。

そして、

「今日は爪切りを頑張ったから出そう」

「病院から帰ってきたから出そう」

「誕生日だから出そう」

と使う。

飼い主さんにとっても、うさぎさんとの暮らしの楽しみが一つ増えるのではないでしょうか。

ご褒美牧草は「特別な量」より「特別な気持ち」

ここで一つ大切にしたいことがあります。

ご褒美だからといって、たくさん与える必要はありません。

ほんの少しでも、

「今日は特別だよ」

という気持ちで出してあげればいいのです。

牧草を一束。

いつもの牧草に少し混ぜる。

別の牧草入れに少量入れる。

手から一枚渡してみる。

うさぎさんが嬉しそうに食べてくれたら、それだけで十分です。

飼い主さんにとっても、

「こんなに喜んでくれるんだ」

という発見になるかもしれません。

うさぎさんにとって「好きなもの」を知っていますか?

毎日一緒に暮らしていても、

「うちの子が本当に好きな牧草は何?」

と聞かれると、意外と分からない方もいるかもしれません。

チモシーなら何でも食べる。

と思っていたら、

実はオーツヘイを出したときのほうが明らかに食べる。

イタライを出したら、いつもより早く食べ終わる。

そんなこともあります。

牧草は全部同じではありません。

うさぎさんからすれば、

「チモシー」「イタライ」「オーツヘイ」では、それぞれ別の食べ物です。

だから、いろいろな牧草を少量ずつ試して、

「うちの子はこれが好き」

を見つけてみてください。

まとめ|うさぎさんにも「ご褒美牧草」を

ご褒美というと、ついおやつを思い浮かべてしまいます。

でも、うさぎさんにとっては、

大好きな牧草も立派なご褒美になります。

爪切りを頑張ったとき。

ブラッシングを頑張ったとき。

病院から帰ってきたとき。

お薬を頑張ったとき。

お留守番を頑張ったとき。

そんな特別な日に、

「今日はこれを食べようね」

と大好きな牧草を出してあげる。

ご褒美牧草として候補になるのは、

・オーツヘイ
・イタリアンライグラス
・香りの良い牧草
・青々とした牧草
・その子が特に好んで食べる牧草

などです。

でも、一番大切なのは、

「高級な牧草だからご褒美」ではなく、「その子が喜ぶ牧草だからご褒美」

ということ。

うさぎ畑には、

「オーツヘイなら食べる」

「イタライなら飛びついて食べる」

「今までの牧草はほとんど食べなかったのに、これはすごく食べる」

という飼い主さんの声が届いています。

もしまだ、

「うちの子が一番好きな牧草」

が分からないなら、いろいろな牧草を少量ずつ試してみてください。

チモシーかもしれません。

オーツヘイかもしれません。

イタリアンライグラスかもしれません。

もしかすると、今まで食べたことのない牧草かもしれません。

そして、

「これを出すと、うちの子は嬉しそうに食べる」

という牧草が見つかったら、それを特別な日に出してあげる。

それが、うさぎさんとの暮らしに小さな楽しみを増やしてくれると思います。

今日も頑張ったね。

そんな気持ちを込めて、大好きな牧草を一束。

うさぎさんの毎日に、そんな「ご褒美牧草」があってもいいのではないでしょうか。

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