チモシーしか食べないうさぎさんは?
牧草を全く食べないと・・・
うさぎさんには牧草を全く口にしない子もいます。
牧草が全く食べられない場合、うさぎさんの胃腸を正常に活動させるための牧草に含まれる食物繊維が足りなくなってしまいます。
ということは、胃腸がちゃんと動かないことが考えられ、消化管うっ滞の発生が起こる場合もあります。
うっ滞になると、ますます胃腸が動かなくなるため、ぐったりしたり、食欲低下し、元気がなくなってしまいます。
チモシーを食べられることは
その中で、チモシーを食べられるということはそれだけでスゴイことであり、健康に生きていける証拠でもあります。
うさぎさんは、毎日24時間チモシーなどの牧草を食べている必要があります。
うさぎさんの胃腸は、食物繊維が入っている状態でないと正常に働かない性質を持っています。
そのため、いつも食べ物を小刻みに食べ、毛づくろいをし、休み、寝て、起きてまた食べます。
いつも食べるものとしては、低カロリーでヘルシーなチモシー牧草が適しているのです。
チモシーしか食べないことは
牧草の中で、チモシーしか食べないことは、さして大きな問題はありません。
チモシーは1番刈りや2番刈り、3番刈りと刈り取った時期によって、分かれていますが、どれを食べているかは問題視する必要はありません。
たくさん食べれている場合は、それだけでOKです。
欲を言えば、食物繊維が多めの硬いチモシー1番刈りが好ましいのですが、まったく牧草を食べないというお悩みのうさぎさんの飼い主さんからすると、そのことは些細なことだと思われます。
さらに言うと
うさぎさんが牧草を食べることの目的である、食物繊維の摂取と、歯の適度な摩耗の意味では、チモシーだけで充分です。
ただ、さらに望むことがあるとすれば、イタリアンライグラスやオーツヘイなどの他のイネ科牧草にも食べ慣れておくと、言うことはありません。
高齢になって、歯や嚙む力が衰えた場合、普段食べている牧草が食べられなくなる可能性があります。
また、病気になった場合も、チモシー牧草は食べないけど、香り良い他の牧草は食べるかもしれません。
やわらかくて、口当たりの良い牧草しか食べなくなる場合もあります。
そのため、常日頃から、食べたことのある牧草の種類を増やし、チモシー以外の味を知っておくことは大事なことです。
牧草のレパートリーを増やしておくことはとても大切なことですので、考えてみてくださいね。
チモシー食べない、牧草食べないとお悩みありませんか?
食いつき良い乾燥牧草をぜひ試してみませんか?
