うさぎさんの牧草とペレットの食べ方の違い

うさぎさんは牧草をどのように噛んで食べているかご存知でしょうか?うさぎさんは牧草を奥歯を左右に動かせて、すりつぶすようにして咀嚼しています。そうすることで、うさぎさんは牧草の荒い繊維を小さく細かくして飲み込んでいます。

ペレットは、牧草の荒い繊維を細かく粉末状にしたものを成型しているため、うさぎさんはペレットを砕くだけで飲み込むことができ、奥歯ですりつぶす必要がありません。ペレットを食べるうさぎさんを見ていると、食べるペースが速いと感じますが、それはペレットの形状の理由から来ています。

うさぎさんの歯は一生伸び続ける性質を持っています。うさぎさんは牧草をすりつぶすために歯を小刻みに動かすことで、歯が適度に摩耗し不正咬合の予防につながっています。つまりペレットを食べるだけでは不正咬合の予防にはならないということです。

このことからもうさぎ牧草の重要性が分かるというものですね。