うさぎ牧草の品種の違いについて

うさぎ用牧草の同じ草種、例えばチモシー牧草でも、品種の違いによって、成長スピードや刈り取り時期に違いがあります。栽培農家はうさぎ牧草の品種を使い分けることで、刈り取り時期を分散させたり、収穫が集中しすぎて作業が間に合わないことを回避したりしています。

品種は、一般的には成長スピードが早い方から、極早生、早生、中生、中晩生、晩生などがあります。中には、スーパー極早生という品種もあり、刈り取り時期の前進に役立つ種類もあります。

野菜であれば、品種ごとに味や色の違いが出る場合がありますが、うさぎ牧草は見た目や味にあまり品種ごとの差はないようです。

収穫されて、乾燥と梱包が終わったうさぎ牧草を与える場合、品種ごとの違いを感じることはないとは思いますが、豆知識としてうさぎ牧草に品種の差があることを知ってくださると栽培農家としてもうれしいですね。