にんじん葉について
うさぎさんには何歳から生野菜をあげてもいいですか?
Q.うさぎさんには
何歳から生野菜を
あげてもいいですか?
また、どんな生野菜を
あげたらよいですか?
A.
うさぎ畑では、0歳から
生にんじん葉を与えて
ほしいと考えています。
0歳から
生にんじん葉を
あげてほしい
6つの理由
1
おいしい生野菜を知ってほしい。
生のにんじん葉は、香りが強いのでとても食いつきが良く、大好きなうさぎさんが多いです。
食べ始めると真剣な顔つきでモグモグ♫
「シャクシャク」という心地よい咀嚼(そしゃく)音を立てながら、かわいいお口の中に吸い込まれていきます。
いつまでもその場から離れず、食べ続けます。
「生にんじん葉、最高ー!!」って思っているのでしょう。
おいしいものを食べられるって、ものすごく幸せなことだと思いませんか?
それはうさぎさんも人間も変わらないと思います。
そんなにおいしい生野菜があることをうさぎさんにぜひ知ってほしいのです。
2 生野菜に早く食べ慣れる
うさぎさんに健康で長生きしてほしい!と願うのは誰しも同じ気持ち。
ただ、成長するにつれ、うさぎさんの食の嗜好は固定されていく傾向にあります。
うさぎさんは今までに食べていたものの嗜好が強いためです。
高齢になって生野菜を食べさせようと思っても、小さいときから生野菜を全く食べていないうさぎさんは急には食べ慣れないかもしれません。
高齢までいかなくても、1歳を過ぎると新しい食べ物に慣れさせるのは難しくなると言われています。
うさぎさんは、野生では子うさぎの時に母親から、いろいろな牧草や野草を与えられ、食べられる草を教えてもらいます。
そのため、子うさぎの時に口にしたもの以外のものに対しては、非常に臆病です。
だから、子うさぎの時にいろいろな種類の生野菜を与えてほしいのです。
うさぎさんが健康に長生きできますように。
うさぎ畑は少しでもそのお手伝いができればと考えています。
3 にんじん葉でうっ滞予防
にんじん葉をはじめ、生野菜を定期的に食べさせると、うっ滞を起こさなくなったという話を複数のお客様から教えていただくようになりました。
※うっ滞とは
胃や腸の働きが悪くなり、口から入った毛や食べものが消化されずに詰まったり、ガスがたまること。
うさぎさんの体内では胃から腸に食べ物が流れて行きますが、まず水分から先に移動するので、胃の中は水分が足りなくなりやすく、胃停滞を起こしやすくなります。
そのため、生野菜など水分を含んだ食べものを取るのも大事なのです。
また、うっ滞を起こさないのは、本来は自然の生の野草を食べていたであろううさぎさんの体に、にんじん葉などの生野菜が良い影響を与えている証拠だと考えます。
うさぎ畑のにんじん葉はとても食いつきがよくて、驚かれる方が多いのですが、うさぎさんの体がにんじん葉を本能的に欲しているからこそ、うさぎさんも食べたいのかもしれません。
4 尿石症を予防する
にんじん葉など生野菜は新鮮な反面、水分量が多く、おなかの弱い子は下痢しやすいということを気をつけてなくてはいけないのですが、良いこともあります。
水分量が多い生野菜を食べることで、おしっこの回数や量が増えるので、体の中に取り込まれたカルシウムが排出されやすくなります。
アルファルファ原料のペレットなど、カルシウムが多く含まれているフードをたくさん食べているうさぎさんは特に大事なことです。
このように、にんじん葉など適量の生野菜を定期的に食べることは、尿石症の予防になると考えています。
※尿石症とは
尿が通る場所に高カルシウムがたまることによって結石化し、それが大きくなりすぎると尿毒症や腎不全を引き起こしてしまいます。
5 にんじんの葉っぱは食物繊維たっぷり
生のにんじんの葉っぱなど葉野菜は食物繊維が少ないとイメージがありますが、実はにんじん葉の茎の部分は食物繊維がたっぷりなんです。
茎は大きく開いた葉を支えるために、強い繊維がたくさん束ねられています。特に縦に走る繊維はしっかりしているため、太い繊維質になっています。
うさぎ畑で栽培するにんじん葉は、一般的に人間用として売られているものに比べ、生育期間を長くすることにより太くガッチリしたものに育てています。(季節により葉や茎の長さは変わります)
それはうさぎさんにしっかりした食べごたえを提供したいという思いもあるのですが、食物繊維をたっぷり摂取してほしいという意味合いもあります。
繊維質が充分な食事は、胃腸の正常な働きを促進し、体内の細菌バランスを整え、病気に強い体を作ります。
また、繊維質の多い食べ物を食べるためには「モグモグ」、つまり咀嚼(そしゃく)回数を増やす必要があるため、歯が切削(せっさく)されることにより伸びすぎを抑え、不正咬合の予防になります。
6 茎までおいしいうさぎ畑のにんじん葉
うさぎさんに生にんじん葉を与えると、「葉っぱの部分だけ食べて茎を残します」というお話をよく聞きます。
しかし、うさぎ畑で栽培しているにんじん葉は茎まで食べてくれるといううさぎさんが多いです。
うさぎ畑では、畑でにんじん葉を作るための肥料をほとんど使いません。肥料を入れると、味にえぐみや雑味が出やすくなります。自然な味を大切にしているからこそ、うさぎさんにとって茎までおいしいにんじん葉が作れていると思っています。
肥料を使う場合と比べて、人参の成長スピードは遅くなるのですが、自然な状態のにんじん葉を食べてもらうことが大事だと思い、あえて栽培方法を変えていません。
「うさぎさんに喜んでもらうことが一番」を大切にしながら、これからも野菜作りを続けていきます。